新型コロナウイルスに関しての対応について(2020年2月11日15時00分)
2020年02月11日・-
新型コロナウイルスおいては刻々と状況が変化しており、最新の進歩状況や、健康に関する勧告における影響、ならびに、現在ますます影響が出てきている船の旅程および航空機等での乗り継ぎを含めた旅行に対して、注意深く監視と検証を続けております。ゲストおよび乗組員への健康リスクを軽減すること、そして、船へお迎えする全ての方々を保護することに努める調整を現在も続けております。
【ゲストと乗組員を守るために】
当社の医療専門家は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)、世界保健機関(WHO)および英国公衆衛生庁と緊密に連携しており、各船における必要な対策を実施しています。
現在、乗船する全港において、すべてのゲスト、乗組員および訪問者を対象に乗船前のスクリーニングを実施し、必要に応じてさらなる医学的検証を行っております。
対策の一環として、過去14日以内に中国本土、香港、マカオを訪れた、または、経由したゲストと乗組員は、ご乗船いただくことはできません。
現時点でのさらなる予防措置として、英国保健社会福祉省および英国公衆衛生庁(www.gov.uk/coronavirusを参照)からの通知を反映し、以下の対応を行うことといたしました。
(対象者)過去14日以内にタイ、日本、大韓民国、シンガポール、マレーシアを訪れた、または、経由した全ての方々
(対象者への実施内容)乗船前にスクリーニングを実施し、乗船が可能かどうかの審査において強化対象となります。
乗船前14日以内にコロナウイルスの疑いがある、またはコロナウイルスの感染が診断された方と密接に接触した方、またはコロナウイルス感染を拡大させる可能性があり健康状態監視下におかれている方、これら全ての方はご乗船いただくことができません。
呼吸器疾患の症状があり、当社の船内にある医療センターを訪れたすべてのゲストと乗組員は、コロナウイルスのリスク検証を行い、必要な措置が取られます。さらに、当社の定期的かつ厳格な清掃および衛生手順に従い、船上での環境消毒も実施されます。
船へお迎えする全ての方々を保護することに努めると同時に、ゲストご自身への影響はもちろん、ご旅行の予定、それに付随する各種手配などへの影響を最小限に抑えられるような対策を講じられるよう対応を進めております。
【「クイーン・メリー2」と「クイーン・エリザベス」の旅程変更に関して】
2月10日時点で「クイーン・メリー2」はフリーマントル(オーストラリア)に向かっており、2月18日に到着する予定です。その後のスケジュールは以下の通りとなりましたことをお知らせいたします。
2月24日(月) ダーウィン(オーストラリア)
2月25日(火) ダーウィン(オーストラリア)
2月29日(土) ヨーキーズ・ノブ(オーストラリア)
ヨーキーズ・ノブ(オーストラリア)後、現在のスケジュールでは3月1日にエアリービーチ(オーストラリア)に寄港する予定となっており、現時点ではその後の旅程に変更は予定しておりません。
<2020年2月12日~13日>または<2020年2月18日~19日>のいずれかの日程で、シンガポールからクイーン・メリー2にご乗船予定だった場合、<2020年2月18日~19日>にフリーマントル(オーストラリア)からご乗船いただくことが可能です。<2020年2月12日~13日>にシンガポールからショートクルーズにご参加される予定だった場合は、無料で自動的にキャンセルとなります。
<2020年2月12日~13日>または<2020年2月18日~19日>のいずれかの日程で、シンガポールからクイーン・メリー2にご乗船予定で、当社経由で航空券を手配している場合は、追加料金無しで全ての代替航空券を手配いたします。また、ご旅行全体(該当のクルーズと航空券)のキャンセルも無料で承ります。
当社経由以外で航空券をご予約されている場合は、必要に応じて変更またはキャンセルの手続きを行っていただくことをお勧めいたします。料金が発生した場合は、旅行保険へ請求の手続きを行っていただく必要がございます。
旅行代理店やツアーオペレーター経由でのご予約の場合は、ご予約の会社にご連絡いただき、航空券の変更に関してお問合せください。
「クイーン・エリザベス」は<2020年3月31日の香港>、<2020年4月4日の上海>への寄港を中止いたしました。変更後の旅程、そして、代替港は決定次第お知らせいたします。
新たな情報が入り次第改めてお知らせいたします。