土屋氏曰く「ウイスキーのメニューの一番上に、スコッチのシングルモルトが来ているあたり、さすがキュナードだと思います。」このメニューの配列にも、確かにキュナードのこだわりがある。またそれを見逃さない土屋氏も、さすがと言う他ない。キュナードの船に乗ったら外すことのできないウイスキーの名品の数々を、日本を代表するウイスキー評論家の言葉と共に。時間に余裕のある船旅だからこそ、ひとつひとつのウイスキーの物語に酔う贅沢な時間。キュナードでの船旅を終える頃には、きっとあなたもウイスキー通として、人生の新たな楽しみを手に入れているはずだ。

土屋 守は1954年生まれ。日本のウイスキー評論家、作家。ウイスキーガロア（Whisky Galore）編集長、ウイスキー文化研究所代表。1987年から1993年までイギリスに在住し、イギリス文化に精通。旅行や紅茶、ウイスキー、とりわけスコッチ・ウイスキーを中心とした著作多数。1998年ハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の一人として選ばれるなど、日本のウイスキー評論の第一人者。